タオス・プエブロ旅行記|1000年の暮らしが続く、アメリカの世界遺産に行ってみた!

ニューメキシコ州にあるタオス・プエブロ。
世界文化遺産となっているこの場所は、なんと1000年以上の歴史を持ちながら、今も人々が暮らし続ける集落です。
そんな特別な場所を訪れることができたので、写真とともに魅力をお伝えします。
アドビがつくる、美しい風景と暮らし

アメリカの世界遺産というと、歴史的建造物や、壮大な自然を思い浮かべてしまいますが、ここは今もプエブロの人たちが生活しています。
青い空と山の風景に溶け込むように佇んでいる建物は、伝統建築「アドビ」。
アドビ住居は、泥や藁から作られた日干しレンガでできていて、住民の手で塗り直されながら、大切に受け継がれてきました。


外のハシゴは、家の中に階段がないため、別の部屋に出入りするための必需品。
1階はお土産屋さんとして開放されている部屋も多く、中に入ると外の暑さを忘れるほどひんやりしていました。夏は涼しく、冬は暖かさを保ってくれるそうです。

タオス・プエブロには電気や水道はなく、生活に必要な水はレッド・ウィロー川から。調理も釜戸を使うなど、シンプルな暮らしを続いています。
釜戸で焼いたクッキーをお土産に買ってみたのですが、素朴な甘みが懐かしい、ほっとする美味しさでした。
青空に映える教会と、静かな祈りのある景色

集落の中心部に佇む、サン・ジェロニモ教会。
プエブロの人たちの多くはカトリック教徒なのだそうですが、受け継がれた宗教儀式も行うため、異なる信仰を大切に守られています。
派手さはないのに、青空に映える色合いと、凛とした存在感がとても印象的でした。


タオス・プエブロに訪れて感じたのは、歴史や伝統を「守る」ということを特別な行為とせず、自然と次の世代へと受け継いでいく温かさでした。
サンタフェから車で約1時間半ほどの距離にあるこの世界遺産。一緒に訪れることで、この地域の魅力をより深く感じられると思います。
About the author
Miho
アメリカを拠点に、旅や文化、日常の小さな気づきを英語と日本語で綴るライターです。
カメラを片手に旅をしたり、美味しいものを食べたり、愛犬と過ごす時間が私のインスピレーションの源です。